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2005年 04月 26日
文庫本はBOOK OFFで売ったものの、まだまだ読まない本は山積みされている。1冊2,000円くらいするビジネス書の類だ。BOOK OFFに2-3冊持っていったら、1冊100円くらいだった・・。これは、悲しすぎる。第一持っていくのに、重い!さて、どうしよう?
そうだ!Amazonで売ってみよう! ということで、Amazonのマーケットプレイスに出品してみた。これがまた感動的な体験であった。売れたのだ。あっという間に。 出品したのは、バーバラ・ミントの「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」定価2,940円の本がなんと2,000円で売れた。BOOK OFFに比べると少なく見積もっても10倍の価格である。しかも一夜で売れたのだ。出品商品が売れた場合は、100円の成約料と、販売価格の15%の手数料が差し引かれる。しかし送料として340円はAmazonから補填(というか購入者が払っているようだが)される。差し引き1,860円が手元に入る。実際自分が出品したものを買ってくれる人がいるというのは、幼稚園のお店屋さんごっこくらいワクワクすることだ。発送は自分でしなければいけないので、Thank youカードをしたため、いそいそと郵便局へ持っていった。 こうなると俄然楽しくなってくる。送る手間があるので、5冊くらいづつ小分けして出品した。しかし、世の中、そうそう甘くはなく。売れる本は一夜で売れるが、売れない本は全く売れない。先出の「考える技術~」はビジネス書のいわば定番商品で、こういうものや、まだ新しい本は売れる。しかし、一昔前に流行った内容の本は売れない。例えば「CRM実践顧客戦略」は1/10の値段でも売れないようだ。ライバルも多い。需要と供給の意味を体で実感することになった。 しかし、Amazonはなぜマーケットプレイスなど運営しているのだろう。個人間で売り買いされたら、自分達の売上が減るのではないだろうか。ここでもやはり需要と供給なのだ。本やCDの売れ行きを個別でグラフ化すると発売後山型に上がり、すぅっと落ちていく。山の高さや角度の緩急はあれど、ほぼ全てが同じ形を描く。減衰線というやつだ。下がりきってしまうと、あとは在庫しておく費用の方が高くなるのだろう。だいたいAmazonなんていったい何十万冊在庫しているのか想像もつかないが、その倉庫代が莫大な費用であることは想像できる。在庫していても売れるかどうかなんて分からない本なら、いっそ個人間で売り買いさせて、確実に一定額の手数料を取った方が効率がいい。 これだけ安い手数料でやっていけるのは、ほぼ人手がゼロで済むからだ。それをITで実現して、出品者は高い価格で売れ、購入者は新品で買うよりも安く買える。本なんて中味は変わらないのだから、中古で十分といえば十分だ。主催者は在庫リスクを減らしつつ、きちんと利益は確保できる。正しいITの使い方のお手本のようなものである。 BOOK OFFとAmzon。およそ同じことをやっているわけだが、そのアプローチの違いが両極端で面白い。 さて、売れない本はどうしよう・・。 マーケティング・ブログのランキング
by msm_w
| 2005-04-26 23:18
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