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2005年 10月 19日
大西さんがブログで「ビデオiPod」の衝撃って、何が?という記事を書かれている。「ビデオiPodってどんだけすごいんじゃい!?」という内容であるが、iPodでビデオが観られるということ自体はそんなにすごいことではない。しかし、私はそこにある可能性は非常に大きいように思う。
恐らくAppleの狙いは数百円の映像コンテンツを売ることではないだろう。iTunesとiPodで映像も含めたエンタメ・コンテンツの世界的なプラットフォームになることが狙いだと思う。音楽もそうだが、百円単位のコンテンツを売ったところでアガリはたかが知れている。実際iTunes Music Storeは収支トントン程度だと言っている。 ごくごく近い将来を考えてみると、ブログが音声のPodcastになったように、音声のPodcastが映像になっていくことは容易に想像できる。USENのGyaoも映像ブログを始めている。例えば、キムタクが映像ブログを始めたら、ちょっと観たくなるだろう。iPodに入れて通勤途中や昼休みに観れるわけだ。まぁ、SMAPはネット上に写真すら出していないので、キムタクはなさそうだが、グラビア・アイドルならありそうだ。 それ以外にも企業が新製品のプロモーションビデオを無料で配布することも考えられる。自動車会社はショート・ムービーをこぞって制作しているが、この流通をiTunesに委ねることもすごくありそうだ。音楽のプロモーション・ビデオだって、企業がスポンサーになってプロダクト・プレイスメント的にビデオの中で自社の製品を使わせることだってできるようになる。今までプロモーション・ビデオは多くの消費者の目に触れる保証がなかった。全編テレビで流れることはなく、そこにプロダクトを入れ込んだとしても陽の目をみる保証はない。しかし、iTunesで流通させれば一定層には確実に目に触れる。TVCMよりもより確実にターゲットに、狙ったイメージで届けることが可能になる。 で、Appleは何がうれしいのよ?ということだが。まず、ユーザーからお金を取らなくても企業からショバ代を取ることができる。さらに、こうして「映像コンテンツはiTunesから」が定着できたとしよう。いずれTVはネットに繋がる。ほんとうにAppleは賢いなぁと思うのは、iTunesはブラウザから見えるWebサイトではなく、独立したアプリだという点だ。家電メーカーがネット接続TVにiTunesをプリ・インストールして売らせてくれ、iTunesに接続させてくれ、と言ったら?当然ライセンス・フィーがAppleに入る。1ライセンス100円で売ったって、100万台売れたら1億円。 それ以上にネット接続TVのポータルになることの意義は大きい。見逃したTVドラマを1話いくらで売ることも可能だし、映像からECに繋げることだってできる。 なーんて未来を想像すると、何百億もつぎ込んでTV局を手中に収めることの意味ってどれだけあるんだろう?という気になってくる。 ビデオiPodで最も衝撃を受けているのはYahoo!じゃなかろうか。 マーケティング・ブログのランキング
by msm_w
| 2005-10-19 23:52
| Biz&Tech
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