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2005年 11月 15日
ナンバーポータビリティ実施でユーザーが流動化することを睨んで、携帯電話業界が混沌としてきている。
先ごろ、新たにBBモバイル、イー・モバイル、アイピーモバイルの3社が携帯電話事業者として認可された。携帯電話事業への新規参入は12年ぶりだという。 12年ぶり新規参入、携帯電話新規3社を認可 また、ジュビターテレコムはウィルコムと提携し、MVNOによる参入を発表した。 J:COMがウィルコムと提携、MVNOで通信サービス MVNOとは、仮想移動体サービス事業者のことで、他社から無線通信インフラを借りてサービスを提供する業者のことである。免許やインフラが不要になることから、自前でやるより参入障壁が低く、参入スピードが早いと言われる。ニフティやSo-netもMVNOによる参入を検討中だとか。 海外ではMVNOは1周先を進んでいて、かのVirginグループはVirgin Mobileを設立し、既存携帯事業者よりも利益をあげていたりする。ディズニーもアメリカで携帯事業への参入を決めている。 日本でも各社独自のサービスや料金体系を打ち出してくるだろう。もちろん実利面での差別化は重要だ。やはり料金は安い方がいいし、独自コンテンツや機能によるサービスが加わればユーザーとしては選択肢も広がり嬉しい。 しかし、企業の視点で見ると、価格競争に陥るのは避けたいだろうし、サービス開発競争で疲弊するもの避けたいだろう。そうなると、重要になってくるのは、そういうことにあまり左右されないブランドを築くことだ。 その一つのヒントになるかな、という事例がある。それはSamsungとBang & Olufsenのコラボ携帯の開発だ。 韓国Samsung電子とBang & Olufsenによる、革新的でシンプルな携帯電話が初公開 B&Oはデンマークのオーディオ・メーカーだが、その美しいデザインでエライ高価格を保っている憧れのブランドだ。そのB&Oが開発した携帯電話は、これまたかつてないほどシンプルで美しい。その美しさはうっとりするほどだ。文句なく手に入れたくなる。まぁ、1台約1000ユーロ(約13万7000円)という価格を聞くと、伸ばした手を引っ込めてしまうが、しかし、それでも高収入の方は手に入れたくなるだろう。こういう人は携帯の通信料も庶民よりはいっぱい使ってくれそうだ。 ブランドを構築するのは時間がかかることだが、「そんな時間はないよ」という企業は、手っ取り早く、美しいデザインを生み出すデザイナーを囲うという方法がある。実際、auはinfobarのユニークなデザインをきっかけに加入者を増やした。製品のコストを下げるのは日本企業は得意である。B&Oほど高価格にせず、美しいデザインの携帯電話をユーザーに届けることが可能だろう。 マーケティング・ブログのランキング
by msm_w
| 2005-11-15 00:07
| Biz&Tech
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