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2006年 01月 05日
お正月休みはテレビ三昧で過ごした。そこで非常に印象的なCMがあった。日産「ブルーバード シルフィ」のCMである。お正月に合わせて大量にCM投下されているらしく、何度も目にしたから、というのもあるが、個性的なショートヘアの女性やブルーのケリーちっくなバックなど映像としても目にとまった。なんだか優雅なCMだ。
ブルーバードは古き良き日産を象徴するブランドである。Wikipediaを紐解くと初代ブルーバードは1959年に登場している。 Wikipedia 日産・ブルーバード 十数回に及ぶモデルチェンジを経て、今回"大人の女性が自ら運転したくなるクルマ"としてフルモデルチェンジされた。車に詳しくないので恐縮だが、かつてブルーバードは男性から圧倒的に支持をされた人気車種であると記憶している。しかし、シルフィーは「SHIFT_ elegance」のコピーのとおり、非常に美しくエレガントなスタイルとなっている。特に柔らかいベージュのインテリアが魅力的だ。工業製品的なのっぺりしたベタ塗りではなく、パーリーな外装のカラーもいい。やはり時代はニュアンス・カラーなのだ。きっぱりペーパードライバーの私でさえ、これなら買ってもいいかも・・(買わないけど)と思うほどだ。 Webサイトも女性向けの作りになっている。スペシャルコンテンツとして女性に人気のメイクアップ・アーティスト嶋田ちあき氏のムービーが盛り込まれている。 NISSAN BLUEBIRD SYLPHY サイト さらにWebサイトでは発表会の様子もムービーで公開している。これは新製品開発やプロダクト・デザインに携わる人なら一見の価値があるのではないかと思う。 新型ブルーバード シルフィ 発表披露会 (WMP) 今回、女性にターゲットを絞るに至ったリサーチ結果やこだわりのポイントなどを各担当役員がプレゼンしている。 デザイン担当の中村さんは有名なのでご存知だろう。彼は、プレゼンの大半をインテリアの説明に使っている。以前、「だから女は爪を磨く」で女性に物を売りたいなら、"女性が自分から目に見えるもの"が重要だと申し上げたが、車も同じだろう。外装も重要だが、車なんてそうそう変わり映えがするものではない(車に詳しくないヒトの発言でスイマセン・・)。それに比べるとインテリアは見た目だけでなく、触れた感じ、座った感じ、匂い、と女性にとってはチェックポイントが満載なのだ。そういうポイントが機能性を織り交ぜながらうまく説明されている。 開発部門の方もプレゼンしているが、専門的、機械的な内容だけではなく、開発コンセプトを中心に説明しているので、女性でも共感しやすい。志賀COOもデビュー時に比べるとだいぶプレゼン慣れをされたようで、安心感が出てきた。カリスマ・ゴーン体制から脱却し、各分野のエキスパートがチームを組んで堅実に進んでいく新体制を印象付けている。 複雑化する製品開発で、リサーチからコンセプション、それを各分野が連携して形にしていく一連の流れのモデルを見るようだ。製品の見せ方、コミュニケーションの仕方も一貫しており、「たぶん、これ、売れるんだろうな」と思う。ゼロ・クラウンと同様、いいリブランディングのお手本となっていくのだろう。 マーケティング・ブログのランキング
by msm_w
| 2006-01-05 00:29
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