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2006年 01月 26日
堀江さんの逮捕により、いろいろなところで騒動が起きている。堀江さんについて特に何かを語ろうという気はない。しかし、総選挙で堀江さんを推した自民党の"いい訳"にはいささか危機感を感じる。
いわく 「公認はしていない」 「候補者全員をいちいち詳しく調べたりしない」 「落選したんだから、メディアよりも有権者の方が冷静な判断をしたんじゃないか」 なんだそりゃ!? 政党も一種のブランドである。特に前回の選挙で、有権者は"自民党"というロゴマークを目印に品質を推し量った。公認したかどうかという事実とは別に自民党は堀江さんにロゴマークを付して売ったのだ。それを今さら「ウチの商品じゃない」と言うのは、一種の裏切りであろう。 今回のやり取りを見ていて、三菱自動車の事件を思い出した。製品の欠陥を隠しまくり事故を連発させた事件だ。トラブルというのは、たいてい起こるべくして起こっている。当時三菱自動車は「今までこの部品をずっと使ってきたから大丈夫。」「今までこのやり方で大丈夫だったんだから今回も問題ない」とテストをきちんとしなかったという。部品が同じでも取り付けるところが違えば、きちんと機能するとは限らない。当たり前のことである。みずほ銀行統合時のATMトラブルも「今まで使えていたカードだから大丈夫なはず」とテストをスキップしたものがあったという。 自民党も同じだったのだろう。これが一般企業が売る製品の欠陥だったら、大不祥事になっていたはずである。(今回のことも大不祥事だと思うが)企業が「問題を起こした部品はウチが作ったものじゃないからウチに責任はない」と言い放てるだろうか。公認じゃなかったのだから、次元が違うというなら、問題のある商品を売った小売店が「作ったのはウチじゃない、ウチは売っただけだ」といい訳ができるだろうか。 消費者はブランドを信用して「ここのものなら安心だ」と、物を買う。今回の自民党のいい訳はブランドの本質を揺るがすものだ。三菱自動車は問題を隠蔽しようとして、そのブランドを地に落とした。今回の開き直りとも取れるいい訳は"自民党"という強力なブランドを地に落とすに十分ではないだろうか。だって、当事者が自らのブランドの知覚品質を否定したのだから。 マーケティング・ブログのランキング
by msm_w
| 2006-01-26 23:25
| Biz&Tech
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