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2008年 05月 28日
USでソーシャル・コマースというキーワードが注目されて久しい。2006年秋にはUSの調査会社Compete 社とAmerican Marketing Associationが揃ってソーシャル・コマースの影響力についてのレポートを発表している。
SNSをeコマースに取り入れた「Sコマース」がマーケティングのカギに SNSとECが融合した「ソーシャル・コマース」,マーケティング効果に期待大 ソーシャル・コマースとは、eコマースとSNSを連携させ、消費者間のバイラル・マーケティングによって販売を促進するWeb2.0的なeコマースサイトをいう。(loops Communicationsより引用) 今やWeb2.0的なeコマースサイトと言われても胡散臭さが漂うだけなのだが、簡単にいうとサイト横断的なウィッシュリストとユーザーレビューで構成され、それがカテゴリ別、メンバー別に閲覧でき、商品を購入できるサイトにリンクがされているSNSサイトのことだ。私はThis Nextというサイトを時々使っている。と言っても、USのサイトなので購入することはできないのだが、見ているだけでもいろいろな発見があり楽しい。kaboodleも同じような機能を備えており、他にも同じようなサイトがいくつもある。 一方、日本はどうかというと、あまり流行っていない。価格.comは近いとは思うが、キーが価格であり、消費者主導ではなく販売者主導の販促サイトの側面が強い。アフィリエイト・ブログはソーシャル・コマースの一種ではある。しかし、どうして有力なソーシャル・コマースサイトが出現しないのだろう。 一つには技術的なハードルがある。This Nextのようなサイトでウィッシュリストを作る場合、ECサイトの商品ページをクリッピングすると商品画像や価格、説明文、購入ページのURLなどを自動的に抜き出して、自サイトに保存されるようになっている。USのECサイトは検索エンジンのショッピングサーチに対応するため、商品データが割りと標準化されているので抜き出しやすい。しかし、日本の場合、楽天のページを思い浮かべてみるとチラシ風にべったり大きなPOP画像が貼ってあったり、いくつも商品画像が貼ってあったり商品画像だけをとっても、どれを抜いていいか判別するのはかなり難しそうだ。日本のCloggerというソーシャルカタログサイトは楽天などのECサイトと提携して商品データを提供してもらっているものと思われる。 そして最大の原因は、日本では楽天とAmazonが強すぎて、サイト横断でウィッシュリスト等を作る必要性が強くないということだろう。 逆に考えると、専門ショップやメーカー直販サイトなどが楽天、Amazonに迫るためには合従連衡的にソーシャル・コマースを利用するという手があるのではないだろうか。何かを買う時に、まず楽天で調べるという習慣を変えて、ある有力なソーシャル・コマースサイトで探すことを習慣づけられれば、販売機会が増えるのではないかと思うのだが。 ソーシャル・コマースについて新しい記事をポストしました。 こちらもどうぞ。2010年6月 「ソーシャル・コマースのゆくえ・2010」 マーケティング・ブログのランキング
by msm_w
| 2008-05-28 11:35
| Biz&Tech
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