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2004年 08月 18日
折りよく、以前から行ってみたいと思っていたプチホテル、アグネスのおトク情報を入手した。通常24,000円の宿泊料が朝食込みで8,800円になるという。これは行くしかない!! アグネスは神楽坂から1本通りをずれた住宅街にある。神楽坂の華やかさを楽しみつつ、静かにゆったりとすごせる東京のプチホテルの草分け的存在である。派手でなく、地味でなく、そんなたたずまいも神楽坂とどことなく似たところがあるように感じる。 神楽坂で遅めのランチを食べ、ゆるゆる散歩を楽しみチェックインする。レセプションには、菓子皿にアンデスのミントチョコが盛ってあり、早くもセンスの良さを感じさせる。ミントチョコはアンデスに限る!分かってるじゃないか! お部屋に入ると普通の都内のホテルより幾分広々しているように感じる。シックで落ち着いてはいるが、インテリアは割りと普通。しかしここは石を敷いた床の処理が美しい。建物全体で言えば、エレベーターホールの前、お部屋ではバスルームが天然の石やレンガを敷き詰めてあるのだが、汚れがなく、きれいなベージュ色が落ち着いた空間を演出している。 そして、なんといってもお風呂だ。温泉がある訳ではもちろんないが、私が泊まったお部屋にはジャグジーがついていた。ぬるめのお湯をため、バスジェルを落とす。ジャグジーのスイッチをいれるとぶくぶくという振動とともにジェルが見る見る泡だっていく。危うく泡に溺れるところだった。もちろんバスジェルもバスルームに予め備えられている。真剣にジャグジー付きのバスタブが欲しくなった。真っ白なバスローブを身にまとうと、このまま全財産が尽きるまでここで過ごそうか、という気になってくる。 しかし、悲劇は翌朝訪れた。朝食に胸膨らませながらレストランに行く。ここからは全く自分のことを棚上げして語ることをお許しいただきたい。割と小さ目のレストランは満席である。昨夜は満室だったという。テーブルについて、周りを見回してがっくりした。客層が8,800円なのだ。どのテーブルも若いカップルが多く、あたかもラブホテルの朝食だ(ラブホテルで朝食を食べたことはないが)。 ここで、プチホテルの経営の難しさを痛感した。だいたい本来このホテルはどういう人が泊まるのか分からない。外国人旅行者には最近下町あたりの和風旅館が人気だという。以前は学会などがこの近辺で開かれていたのかもしれないが、お台場や幕張に大きなコンベンションセンターやホテルができてからはそちらに移ってしまっているだろう。ホテルというのは、一度作ってしまえば、確実に固定費がかかってしまう。遊ばせておくよりは、価格を下げてもお客を入れた方がいい。しかし、価格を下げると客層が落ち、ホテルのブランド価値が下がる。だからどこも短時間でまとまった売上が上がる婚礼に力を入れる訳だ。 通常のお客さんを呼び込むには、わざわざ神楽坂から少し離れていても来たいレストランがあるべきだ。しかし、アグネスに併設されているレストランは、確か六本木あたりにも店を出しているダイニングのお店だが、わざわざここまで来たいほどではない。神楽坂にはリーズナブルで気の利いたレストランがたくさんあるのだ。お部屋にもここのレストランの案内があったが、なんとも安っぽいチラシでメニューも魅力的ではない。 次回は朝はゆっくりと寝坊をし、チェックアウトぎりぎりまでジャグジーバスを楽しみ、神楽坂でブランチしようと心に誓った。 マーケティング・ブログのランキング
by msm_w
| 2004-08-18 00:16
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