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2005年 02月 25日
泥沼化しているようである。連日テレビではライブドア vs フジテレビの争いを放送しているが、そろそろ飽きてきた。ライブドアは一体何がしたいのだろうか?
ネットと放送の融合だと堀江さんは言っているが、その内容は判然としない。報道番組での例示では、テレビ番組に連動したネット投票などと言っていたが、「それって新しいの?」「どこで儲けるの?」といった内容だ。本丸はテレビ番組コンテンツのネット配信だと想像する。「ネットと放送の融合ってこういうことでしょ -blinkx TV -」で紹介したような、膨大なテレビ番組アーカイブスをネットで検索して視聴できるなら、ユーザーとしても応援したいのだが、じゃあそれはフジテレビを傘下に収めればできるかというと、事はそう簡単ではない。コンテンツの配信権をフジテレビが持っているとは限らないからだ。 例えば出演者と契約する際、放送媒体を限定するのが一般的だ。地上波に限定されていたり、よくてデジタル波が含まれているくらいでインターネットでの放送権までも含めていることは稀だろう。ということは、フジを傘下に収めたところでネットで流せるコンテンツは限定的である。現在、映画をテレビで放送する場合、相当な放送権料を支払って流しているはずだ。つまり、ネットでも同じことが起こる訳である。映画がテレビで放送されることは予め想定されて契約がされているため、その権利はライツ・マネジメント会社が一括しているだろう。しかし、ネットとなるとそうではない。ジャニーズ事務所など、写真ですらネット上には出していない。「音楽ネット配信本格始動」をご覧いただきたい。 ネットで放送しようとすると出演者一人、一人と権利交渉をしなければならない可能性がある。それこそ、端っこに映っているエキストラからも了解を取り付けなくてはならない場合もあるだろう。出演者の所在がわかっていればいいが、分からない場合や死んでしまっている場合はさらに問題はやっかいになる。勝手に流した場合、訴えられても文句は言えない。そういう意味でテレビ局の社員が映っているニュースはネット放送しやすい。しかし、それなら既存テレビ局でできることだし、現にやっている。新規性は薄く、そのために何百億も借金して投資するとういのは割りに合わないだろう。 もし、ライブドアのやりたいことが私の読みどおりだとしたら、手に入れるべきはテレビ局ではなく、ライツ・マネジメント会社ではないだろうか。重要なのはメディアではなく、ライツである。 マーケティング・ブログのランキング
by msm_w
| 2005-02-25 00:16
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