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2009年 05月 08日
以前、AmazonのeマーケットプレイスやBOOK-OFFで転売されて、コンテンツ提供者には1円も入ってこないのに黙っている出版社って、お人よしじゃない?ということを書いた。
Amazon Kindleのインパクト 実際まったくその通りらしく、結局儲かっているのはAmazonとBOOK-OFFだけで、出版社や書店はバタバタ破綻しているという。 相次ぐ出版社破たん、出版不況を抜け出す術はあるか 中間業者がこんな風にまごまごしている間にコンテンツ創作者の方でも新たな動きがでてきた。中抜きして、直接読者に売るという直販モデルだ。「ブラックジャックによろしく」「海猿」の作者である佐藤秀峰氏は自らのサイトで作品の直販を始めるらしい。 「新ブラックジャックによろしく」、新作30円、旧作10円で作者サイトから配信 「出版社に頼らない漫画制作を」――「新ブラックジャックによろしく」作者自らWeb配信 300円のプリペイド制だが、1作10~30円という格安の価格設定である。出版社をすっとばす思い切った直販モデルには驚いたが、作品を直接Web配信することで、「出版社に頼ることなく、一定の質とスピードを保って漫画を制作し続けることができるか実験」するという心意気には拍手を送りたい。漫画雑誌もやはり不況が深刻で、創作者の意図よりも大衆受けする作品を求め、しかも雑誌の原稿料は非常に安いということで、編集部とのトラブルもあったようだ。 wikipediaによると、「ブラックジャックによろしく」等が掲載されていた「週刊ビッグコミックスピリッツ」の発行部数は2008年で30万部ほど。右肩下がりで下がっている。 雑誌を買っていた人のうち、仮に10%が直販を利用するとする。 30万部×10%×30円=90万円 毎週1作ずつ配信するとして 90万円×4回=360万円 の月収ということになる。 漫画単行本の印税は10%前後で、「ブラックジャックによろしく」は累計1,000万部売れているらしいので、1冊400円くらい?で、ざっと計算すると 1,000万部×400円×10%=4億円 で、これを配信で全てまかなったとする。1冊は4配信分含まれると仮定して旧作10円でトントン。 1,000万部×4配信×10円=4億円 単純に1冊が1配信分としたとしても、 1,000万部×10円=1億円 多少(といっても3億円違うが)収入は減ったとしても自分の描きたいものを描けて、多くの人に気軽に読んでもらえるということの方が創作者にとっては価値があるのだろう。こんな大きな金額が出てくるのは売れっ子作家だからだが、その売れっ子にソッポを向かれたら出版社はそれこそジリ貧だ。 ケータイ小説だって、いつまでも書籍化を収入源とせず、コンテンツ課金の方法を考えてくるだろう。出版業界って本当にそろそろ自分達の立位置を考えた方がいいと思う。 マーケティング・ブログのランキング
by msm_w
| 2009-05-08 00:05
| Biz&Tech
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